ワンちゃんやネコちゃんは、時に安心しきった様子でおかしな姿で寝るものです。
自宅で飼っているチャーさんは、先天疾患を持ちながらも頑張って毎日を送るお年寄りのネコさんです。
すっかり細くなった足をぴんと伸ばして死んだように眠るのが得意です。
揺するくらいしないとなかなか起きません。
うつ伏せで寝ることもしばしば。
苦しくないのでしょうか・・
朝、出勤し、夜帰宅するまで、どうやらずっと同じ場所で、同じ姿勢で眠っている様子。
帰宅するとぼんやり起きてきて、あちこちの水をひょこひょこ飲みに行き、
トイレに行き、ご飯を催促し、
そしてまた水を飲み、トイレに行き、水を飲み、
そして膝の上で寝る、、といった感じです。
そんなチャーさんが先日、日本獣医師会の学会年次大会で賞を頂きました。
原因がわからず必死で検査してみたら、非常にまれな病気だったことが分かったからなのですが、
ほんの6年前までは気ままな野良猫生活を満喫していたチャーさん。
そのまま野良生活を送っていたら、短い一生だったでしょうが、それはそれで幸せに過ごしたことでしょう。
それでも私は、この子達にずっとそばで生きていて欲しいと願ってしまいます。